悲しみと憎しみの全部
苦しみと慈しみの全部

儚さも
侘しさも
美しさも
優しさも

全て赦せ
もしくは
一ミリも許すな

それらは同義だから
どちらでもよい

あの丘に
東から登れ
西から上がれ
南から昇れ
北から進め

それらも同じだから
どこからでも可い

いずれにせよ裸足で
十字の架木をせたろうて行け
無論お前がひとりで


何てったって十字架は
人生の比喩なのだから
そこが肝で
それはマストだ






問題は「裸足」の方にあって
そこに遊び幅や
広告や宣伝や商売の余地がある




















そこを見抜いて
生き残れるかどうかが鍵だ