オート三輪に乗り遅れました。
AB(なかほど)


 あおばさんが「車輪人間」というお題を即興ゴルコンダに出した時、もじもじしてるうちに詩集掲載に乗り遅れましたが、下記のようなものを書いてました。

 船橋の小さな店で、憧れの方がリーディングのイベントがあると出張ついでに出掛けた際に、お会いしたのが一度きりでした。覚えておいででなかったかもしれませんが。

 改めて、読み返したら、もしかしたらこれあおばさんあてだったのかもしれない、とか、今、あおばさんに伝えたいことかもしれないと思えてきました。







車輪人間

カーブの仕方や
止り方が判らなければ
轍の上を転がっているほうがいい
自由とは自らを律する事

と言いながらも
また勢いよくひとつのワッカが
あらぬ方向に転がり出していくのを
羨望している

まわれ、まわれ



あの日の君のワッカは
今頃プレアデス
その軌道をなぞっても
僕は駅前のむらさき止まり


fromAB





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散文(批評随筆小説等) オート三輪に乗り遅れました。 Copyright AB(なかほど) 2022-03-20 18:35:41
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