KID A
ひだかたけし
ぼくはちっちゃくて
やせっぽちで
ひとりふるえているよ
それは
青白い蝋燭の炎
風に吹かれ
常に揺らいでいる
その様を晒し
澄んだ歌声を響かせる
荒野に、この荒野に
ぼくはちっちゃくて
やせっぽちで
ひとりおどっているよ
おどっているよ
野に美しく花が咲き誇るとき
ぼくを自由にして、解き放って
自由詩
KID A
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ひだかたけし
2022-02-14 18:21:38
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