自由律俳句 2022.01.19(水) 夕べ
田中恭平

 
妻の歌、ベランダに漏れつつ 星をみつけた

夕食はカップラーメンの辛いやつ

雑な卓を片づける 妻歌っているあいま

久々湯船張り中で稲垣足穂読む

妻のひとひを語らい追う


夜深く 太陽は彫刻されているか

寒くて明日の作業着穿いている

お金だけじゃない感動を求めるぞふたり

不可思議なにもなし 座禅をおえて

いやいや不可思議なこと なもあみだんぶは

 


俳句 自由律俳句 2022.01.19(水) 夕べ Copyright 田中恭平 2022-01-19 20:08:46
notebook Home 戻る