ミナト 螢

倒れても
起き上がり
痛みを憶えたまま
心は動いてる

無理とは言えない
私と似たもの同士

カーテンの裏側で
傷付いたら
ガラスで拭こうとして
透明な未来に
憧れてしまう

盾のように守って
剣のように離した

心は真っ直ぐだから
ひとつしかないと
信じたい


自由詩Copyright ミナト 螢 2022-01-07 08:30:24
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