日本のデフレ不況について書いてみようと思う
ジム・プリマス
日本のデフレ不況について書いてみようと思う。今、日本ではピンハネのごとき消費税増税で国民の所得を過度に国が奪ってしまい、国民の手元に現金が無いために、個人消費が落ち込み、市場にも金がまわらなくなっている。
今、日本は品質が良く、価格の安いモノを作って、市場に出しても、全然、売れないという構造的な不況に陥っている。このままでは本当に日本のすべての産業が成り立たなくなり、生産手段が完全に破壊され、モノを作ることが出来なくなり、市場からモノが消えてしまうことになり、そうなれば高度のインフレになり、いくら金を積んでもモノが買えないという戦争の後と同じ状況に陥ってしまう。
市場に圧倒的に金が無いのが問題なのだ。これは完全に国と財務省の経済政策の失策であり、新規国債の発行による予算を組んで、一刻も早く減税と、大規模な財政出動を行って、直接、国民の生活を支援するような、政策を打ち出して、国民の手元に現金を届け、個人消費を伸ばし、内需拡大を図るのが、このデフレ不況に対する、最も有効的な手段だ。全国新幹線整備のような長期的計画に基づいた、公共事業を行うことも有効だろう。
いずれにせよこのまま与党の政治家たちが財務省の官僚たちにコントロールされ、戦後のアメリカによる占領政策の一環として制定された、財政規律に縛られて、金を出し渋ると、本当に日本は25年以上、続くデフレの為に大ゴケしてしまう。
最近、思うことだが、いっそ、日本が大ゴケしてしまい、市場からモノが消えてしまうという状況が一部、現実化する方が良いのではないかとさえ思ってしまう。そうでもしないと新規国債の発行が、国民の借金だという、財務省の官僚による悪質なプロパガンダに見事に騙されている、大多数の国民の目は覚めないのかも知れない。