自由律俳句「食べられる退屈」(143)
遊羽

 路地でカボチャ買い別れの言葉忘れた

 石段ひとつずつ上がり草陰に鬼

 楽しくなって側溝の穴にも興味持つ

 鎖に繋がれた子犬無邪気に走り

 波しぶき浴び今日もまた帰ろう


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(143) Copyright 遊羽 2021-12-15 02:44:14
notebook Home 戻る  過去 未来