料理で俳句㉕ラタトゥイユ
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本日のお品書き~ラタトゥイユ
夏野菜の押しあひ圧しあふラタトゥイユ
この夏もラタトゥイユを喰いに食った。作り方が簡単、というかないようなものというかそこがいい。火を使いたくない夏のキッチンにはお誂え向きだ。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、ベーコンを投入。そこに適当な大きさに切ったズッキーニ、パプリカ(赤・黄)、ナス、トマトを放り込む。塩コショウして数回混ぜ、中火にして放置。食いたくなった時ができ上り。この「夏野菜のごった煮」はなんの工夫もいらず、うますぎることはないがそれなりにうまい。
ラタトゥイユの由来は、と調べてみると、
“ラタトゥイユの語源は「Touiller」(かき混ぜる)「Rata」(軍隊スラングでごった煮)で、1778年に最初に書籍に登場したといわれる。元々軍隊や刑務所で出される料理であったため、日本語におけるいわゆる「臭い飯」と同意語として使われることがあり、まずい料理、粗末な料理の代名詞としてフランス人の口に上る。”
とWikiにある。たしかに手間もかからず、日持ちもするから軍隊食や刑務所食にはぴったりかもしれない。Wikiはつづけて
“新鮮な野菜で作られたものは「ニース名物」の名に恥じない。”
とある。ニースはプロバンス地方だから野菜はうまいに違いない。
しかし本当にうまいのは翌日「夏野菜カレー」にして食べるとき。カレーはレトルトでいいがハウスの『プロレシピ』が最適。このカレーには具が入っていない。具はすべて溶けている。潔い。このカレーにラタトゥイユが合う。
良く冷えたサンペレグリノをまずぐびりと飲んで、いざ。
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料理で俳句㉕ラタトゥイユ
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2021-09-24 10:02:08
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