自由律俳句「食べられる退屈」(98)
遊羽

 防波堤からほろ酔いで月見上げ

 渦に今宵の風の行方を訊ね

 先週花開いた木の枝に雪積もる

 待つしかないので手を洗う

 南の島の朝霧とバナヽに恋する


俳句 自由律俳句「食べられる退屈」(98) Copyright 遊羽 2021-09-08 01:40:50
notebook Home 戻る  過去 未来