柔らかな疎外
梅昆布茶
水源と柔らかなことばにめぐりあう
船の舵取りは水辺の花を想いながら
いくつになってもできないものはできない
今更のようにはぐらかして過ごそうか
永くゆっくりと関わってゆく事は大切だし
固く結ばれて解けないほどの不自由も
たぶんほんとうは大切なのだろうと
嫌いな人間は少ない方なので助かるが
ただしつけこむ奴は大嫌いなんです
環境との接点は少ない方が良いのですが
仙人願望とは無縁の今日に転送されて
僕は世界の卑小で愚劣な汚穢であり
たまには優秀なこもんせんすみたい
自身を阻害するものは自身なのでしょう
僕を超えてゆくのも自身ならば僕にまかせましょう
もう社会へ参加できる日々も少ないとおもうのです
きみと会える力があるうちに逢いたいのです