柔らかな疎外
梅昆布茶

水源と柔らかなことばにめぐりあう
船の舵取りは水辺の花を想いながら

いくつになってもできないものはできない
今更のようにはぐらかして過ごそうか

永くゆっくりと関わってゆく事は大切だし
固く結ばれて解けないほどの不自由も
たぶんほんとうは大切なのだろうと

嫌いな人間は少ない方なので助かるが
ただしつけこむ奴は大嫌いなんです

環境との接点は少ない方が良いのですが
仙人願望とは無縁の今日に転送されて

僕は世界の卑小で愚劣な汚穢であり
たまには優秀なこもんせんすみたい

自身を阻害するものは自身なのでしょう
僕を超えてゆくのも自身ならば僕にまかせましょう

もう社会へ参加できる日々も少ないとおもうのです
きみと会える力があるうちに逢いたいのです



























自由詩 柔らかな疎外 Copyright 梅昆布茶 2021-08-13 19:49:21
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