燃やしちゃった
花林

泣きもせず
笑いもせずに

過ぎていく日々を
切り刻んでくハサミの
ような愚痴

何もいらなくて
なんでも欲しくて

ただそれだけ
生きてる事に特化していく

悩みなんて
山ほどあって
めんどくさいから
全部燃やしちゃった

もう空の上にある
もしかしたら
雲になってるかもしれない
のんきなもんだね

気づけば
こんないっぱい
時を生きて来た

それだけで十分
気づいたよ存分に

悲しみだって
突き抜けてくような青空が
なんとかしてくれるさ
頼みこめばいいさ

こんな時ぐらい
無になって
自分 忘れちゃっても
罪にはならないだろ?



自由詩 燃やしちゃった Copyright 花林 2021-06-19 09:04:46
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