春雨は途切れることなく葉から葉へ
道草次郎

雨。
時々、蛙。

波状に、しきり
たゆみなく
それでいて、まろく
忘れてしまう。

よいものはみな
うっとりの
忘却の底。

じつに
屋根も素敵に育ち。

巻貝をくぐる
ほぉ
南風。

私も
いつかしか深緑な雲母。


自由詩 春雨は途切れることなく葉から葉へ Copyright 道草次郎 2021-04-17 16:11:35
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幻想の詩群