ある一つの詩作
道草次郎

きっとやっと咲いた
薔薇でもあっただろう
でも眼には棘のまず薔薇
まずの井戸をおりていくと
また別な薔薇を踏む
柔らかな感触に慌てて
傷口とそれから棘とを
裸足の空に付与している


自由詩 ある一つの詩作 Copyright 道草次郎 2021-03-12 06:28:04
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