杉の梢
黒田康之

杉の梢に雲が絡む
それは川であったり
馬であったり
龍であったりする
大樹に向かい私の足が根になるとき
私は蒼天の
川に遊び
天翔ける風となり
未知なるものの微笑みを知る


自由詩 杉の梢 Copyright 黒田康之 2021-02-26 11:53:18
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