二胡
梅昆布茶
僕の空腹はぼくのものだ
ときどきカップ麺を要求するけど
必要は最良の教官ではあるが
不必要はより甘美な憩いなのかもしれない
罵り言葉でもないが
地獄に行こうぜ
僕みたいな人間の行為の罪
君みたいな人間のやさしさ
歌をつくるように生きてみたい
簡単には詩人になれないけれど
ぼくのB5の自由帳には家計のちょっとした計算とか
ねこのひげの落書きとか
あんまり自由とは関係ないものばかりが記されていて
中国の彼女とした食事など
彼女の生地の上海の喧騒とか
ちいさい接触ではある
でもね二胡の弦の自由を感じたのかもしれない
アバターではない僕キャラが欲しかった
たぶん僕の空腹は次世代を育みあるいは
ちょっとだけ余計なことばかり言う
おじさんの独り言にすぎないんです