生命の息吹
武下愛

目を閉じても町の喧騒は消えない。景色と化した窓に映る木々や魚の群れを、誰にも説明できずにいる。

ここも昔はそうだった。

としか言えない。


自由詩 生命の息吹 Copyright 武下愛 2021-02-01 05:53:35
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