戦いの果てに
viraj

もう、僕らの長い戦いは終わりに近づいたね。

秋の青空はあんなにも明晰で、輝いてた。

詩情の世界に羽ばたかせてくれ。

夕暮れのすべてが闇に消えていく前兆が、

精神病院の狂人たちをモンスターにかえたあの日。

人は自分の人生以上のものは作品にできないだろう。

過去の女たちに未練を寄せてる場合じゃない。

常に前を向いて生きていなくては。明日を・・・

童話が聞きたい。

幼児に回帰するのだ。

世界は昔、そんなに深刻でリアルではなかったはずだ。

もっと素直に笑いに満ちてたはず。

嘘はなるだけ書きたくないよね。

悟ったものとしては。

孤児が、母親を求めて探すように、真善美を捜し求めている。

それはそれしか価値がないことをしってるから。

何がしってるんだ。

どこにそんな主体があるんだ。

本能だ。

エスだ。

人はすべて、真実の愛というものの存在を奥深くではしっている。

残酷な鳩よ!

戦士よ!

立ち上がれ!

プライド高き戦士共を殲滅せよ!

私は5度、ルビコン川を渡った。

肉体のネガ写真
桃色の生命力によって結ばれた宗教的な集い

奉仕の精神に貫かれた赤十字

芸術的想像精神をもつ者たちとの鋭い友情

自省的破壊から、過去の一切を見渡す運命的な試練、現象界を構築する観念

生命力を構築する観念にして、宇宙と調和し協力する英知の言葉の領域。

英雄は5回、あの人の顔を見たのです。

後一回でいい!

もう一度だけでいい!

あの人の顔を見たい。

最後の扉は、感情を構成する観念だね。

すべての感情は、恐怖か愛の二つの組み合わせである。

一生かけて、君の足跡を追っていくよ。


自由詩 戦いの果てに Copyright viraj 2020-12-22 18:29:06
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