ミナト 螢

小さな声しか
聞こえなくなる
まるで自然の中に
生きているようだ
空の始まりに合わせて
心が広がるなら
あなたと一緒の
世界を描くでしょう
時間のつま先で
揺れるカーテン
朝と夜を超えて
光を運ぶ
雨の日も晴れの日も
いつか
アイロンの熱が冷めても
畳み方の分からないものを
抱きしめて
私の形にしたい


自由詩Copyright ミナト 螢 2020-11-23 16:14:30
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