苺のショートケーキ
アラガイs


二人で珈琲を飲んでいると苺のショートケーキを思い出した。

ひとつしかないので二つにわけることにしよう。

飾りの苺はいらないからと彼は言う。

境界線を測るのは面倒だ。

仕方ないので大きいほうを友人に与えた。

彼はしてやったりの笑みを浮かべている。

これで友人とは縁を切ることにした。苺\/\縁を切ることにした。








自由詩 苺のショートケーキ Copyright アラガイs 2019-12-20 04:01:15
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