東京ゲーム
もっぷ

空っぽのポッケに突っ込んだ

両の手が凍えている

空っぽのこころに突き刺さる

午後の陽射しが痛い

いつも探しているのは暗闇なの

もぐりこめるところなの

私を隠してくれるなら

どこでもいいの どこだって

連れて行ってくれるのならば

たとえノラ猫のあとだってついて行く

瞳を見ればわかる

この猫(こ)は嘘 言っていないって



今日も当てずっぽうで角を曲がる

たとえ見当違いでも

思い込みで ね

夢へのかけらにありついたって

もしかしたらただの石ころ

そんなの知ってる

知っていた 探す前から

見つかるなんて思っていなかった

空っぽのポッケに突っ込んだ

両の手が凍えている

空っぽのこころに突き刺さる

午後の陽射しが痛い




自由詩 東京ゲーム Copyright もっぷ 2019-11-20 22:38:42
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