香り泥棒
丘白月
白詰草の畑で横になり
ミツバチの羽音を聞く
陽の妖精たちの
鱗粉が睫毛に降りそそぐ
甘い香りだけ頂く
そう私は香り泥棒
自由詩
香り泥棒
Copyright
丘白月
2019-08-15 08:10:51