緊張
はるな
あわ粒に記号をふったり、
オルゴールのはじく金属の突起をおいかける
午後、まだ日のたかい街をうろうろして
存在という妄想を
あじわっている
からだの外がわで
世界と 物事が
終わりつづけている
倒れたグラス こぼれた水の
最初の一滴は
あなただった
自由詩
緊張
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はるな
2019-06-18 15:06:52