夜勤明けの昼さがり
日本酒をロックでのんでいて
なぜか赤ワインを混ぜてみようと思いたった

実際にしてみるとそれは奇妙な味で
決してうまいと言えるような代物では無かったけれど
自分の素直な気分は決してうまいものを求めてはいなかったので
不思議にフィットしたというのか
その違和感がそのまま自分の今の正直な気持ちなのだと
納得させられた

このように人は常にうまいものを求めているわけではなく
その時々にあいまいな気分に支配されているものだから
なぐさめの言葉をかけるのもなかなか容易ではない