ボニータ
Sisi

夜の 青いスカートを揺らせて
夕焼けの色した ニットを着て


満月を跨いで

かわいいかわいい 君は

わたしの知らない宇宙へと
駆けていったまま


君 との時間がずれていってしまうから
数えることはやめました


雨がやんだとき
泣き止んだ君の 温かい匂いを感じて


わたしは安心して 夢に見ることができます


自由詩 ボニータ Copyright Sisi 2019-04-15 21:33:48
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