三浦半島
花形新次
ずっと
自称詩人なんて
いないと思っていた
いて欲しくなかった
そんな私は
痛々しく生々しい現実から
目を背けていただけの臆病者だ
4月の
まだ冷たさの抜けきらない
岬の風に吹かれながら
深呼吸をひとつして
思いきって目を見開いた
死屍累々・・・・(太川陽介)
生きながらにして
死んでいる
自称詩人の屍が
お互いの腐敗を進行させるように
折り重なっているのが見える
オエッ、ゲロ、ゲロ、ゲロ、ゲロ😨
昼のマグロがユッケになって
全部出た
自由詩
三浦半島
Copyright
花形新次
2019-03-30 16:20:31