知覚できぬものを
そおっと生きる

こうした方がいい


こうするべきだ


こうしなければならない


そんなような、根拠のない、納得できない 規則やしきたり そういった類のものを


愛想笑いしながら受け入れるのを 


ただひたすら拒み続けてきた。


毒の入ったご馳走をそうするかのように





そうしたら


気付いたら


周りから誰もいなくなっていた


君以外


誰も


君は僕に求めなかった


何も


ただ与えるだけで


ただ与えてくれるだけで


ただ与えるだけで


ただ与えてくれるだけで


・・・・・・・・








でも それだから 否 それでなくては 捉えられないものがあるのかもしれない


暗く 暗く 暗く


静かに 静かに 静かに


穏やかに 穏やかに 穏やかに


清らかに 清らかに 清らかに


そうしないと捉えられない


微かな それでいて 全てを 司り 包み込んでいる 


圧倒的な


光のようで 闇のような


闇のようで 光のような


何かが


自由詩 知覚できぬものを Copyright そおっと生きる 2018-12-22 15:15:39
notebook Home 戻る