結露が零れて
朝焼彩茜色


結露が零れて
四季を忘れていたことを
思い出す
煮詰まった思考から直視しか
成らない耳鳴りのように

雑音のろ過を辿る ハッと思い出す太陽からの
折鶴 息の白さ

師走に敷かれた霧の足元
人生の短さを悟れる齢から霧に馴染む紫色を
同志の耳に成るように鳴ると
雑念を飛ばすように
私の霊が滞って居ます

結露を溢して歩いて歩んで…


自由詩 結露が零れて Copyright 朝焼彩茜色 2018-12-09 14:20:51
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