パチンコで三万勝ったら吉原に行けると思って膨らんだのは期待ではなくパンツだった
不老産兄弟

さて

俺はちんこが小さい方だが
あまり気にしていない
中学くらいのときはまわりと比べて少し小さいんじゃないかと
悩んだこともあったが
もっと小さいやつもいたので
普通に生きてこれた
そりゃ大きいやつはいくらでもいるが
俺より小さいやつもいる

俺は毎日欠かさず自分のちんこを見る
大抵の男はそうだろう
風邪引いたりして寝込むときなど
何日かお目にかからない事もないわけではない

ちんこは不思議な生き物で
見るたびに大きさが違う
寒い冬なんかに縮むのは
多分ちんこも寒がりで
パンツにくるまって震えているからだ
しかしちょっとこすってあっためてやると
どんどん元気になっていきりたつ

ブリーフはちんこを締め付け
もがき苦しむ暴れん坊は真っ赤な顔をして
今夜の獲物をねらってる
俺は風呂あがりに
ブリーフのようなちんこを見てつくづく思う
これは詩ではない


自由詩 パチンコで三万勝ったら吉原に行けると思って膨らんだのは期待ではなくパンツだった Copyright 不老産兄弟 2005-03-23 15:59:13
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