よるのせいとは言わないけれど
ムウ

陽も落ちてしまえば

悲しくもなるでしょう

家路へと向かうリズム感は

若干ズレて歯痒さ残してる

それでもいいじゃない

進む一歩 一歩 は前へ 前へと

帰り待つ人たちがいるMy Home


月も空へと上がってしまえば

今日という日も追い越すでしょう

テレビも消して 好きな音楽を聴く瞬間は

丸い穏やかさを虚しさが包んで

浮かぶシャボン玉のように

割れるたびテーブルを濡らすけど

そこに出来上がるのは愛しさの水たまり


たくさんのごめんなさいとありがとう、

たくさんの大嫌いと大好き、

ただ私はあなたに伝えたいから

顔を出した朝焼けと共に


自由詩 よるのせいとは言わないけれど Copyright ムウ 2018-03-24 15:45:13
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