愛の夢
草野春心



  木造家屋の
  窓に、夜 雨がふるえる
  ながい髪に指を とおしていると
  君はいつか居なくなるってことがわかる
  蛇口から冷たい 水がおちてくるから
  いつまでも 僕は 眠れない
  愛の夢が 濃くふかく
  色づいていくから




自由詩 愛の夢 Copyright 草野春心 2018-02-11 18:00:03
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春心恋歌