アルト、フォルテッシモ
狩心

あさがやケタァ
ちへどにトラレタァ
はしりまわるナノ花畑水面
反射するソーラー
セイシガになって
パズルのピースのようにカタカタとズレて風景
クチハテテイク

マルのみしてコウナイが
ピースの角でイタイ
タクサンの遺体を模造する
わたしゾウキンのように
ケガラワシいケモノたちをふきとる
バメンがテンカンサレ手
ユキ降り積もるキギタチの楽園
セイジャクをツキヌケル
アシアトガふえテイク
このまま

手の埋葬は続く
切断された者タチを想って
イ電子回路がワタシの似苦タイを
画面のナカにヒキコンデイク
シアゲにステーキやかレタァ
アカの部分はすべてグレーに固まり
縮こまってゼンシン
常にカラダチカラ入ったまま
緊張状態で
常に筋トレのような状態でゼンシン
凝り固まっていく

ミナト
人々が影となり座り
善体がdiedie色に染まる
ハシは骨を表して
軍艦の侵入をサマァタゲル
熱病でもうイフクは脱ぎ捨てて
ハダカのハゲタカなんだ
残された似苦をツイバム日々に
オサラバシタイ

スナハマ二ウチヨセルナミダ
シブキを立ててそそり立つ
いつも地平線から太陽がワタシに
ビームを放ってニゲルコドモできないワタシ
ピースには程遠い
大知の飢えに立ってイル

未来は予測される文明をスキップして
シツゲンを覆い尽くす程の
緑のオーロラ
コウソク道路でシッソウして
ヨアケのマチ二たどり着く
光る大通りがマチを貫いてまるで
このままカソクしてワタシはハシとなり
ソラに浮かぶ三日月にまでトドキソウ

オワルONが苦
終わらないように月は
太陽の後ろからそっと顔を覗かせる

グレーに染められたユキのシツゲンの飢えを
タイリョウの影の鳥タチが
跳び跳ねていく
セイシガ
ワタシを見つめ
直させる
お前の居場所は遥か彼方に
アルト

フブキに打たれるカラダ
錆びたタイケンとオモイ鎧と鉄仮面と
ヒザマヅイテイタセンシに弔いを告げ
風景というものがこれほどまでにワタシを
奮い起たせてくれることを知る

フォルテッシモ
だんだんと強く
しかし
とても静かに


自由詩 アルト、フォルテッシモ Copyright 狩心 2017-12-19 10:20:57
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