コンノヤロー。の透明人間
水戸 うしん


月白色の街に降りてみた。

寒色の気持ち。

暖色の気持ち。


両方を持ってきた。


灰色が無い、私。
あってもいいのに、
曖昧。が身を助ける、ことだって有る。

でも無いんです。



月白色を歩けば、足跡がつき
振り返れば
それは、私が歩いてきたアト。

振り返っても
歩いてきた跡があるだけ、
先には難にもない。

先に跡をつける、サキ。


二足歩行。か
四足歩行。

どちらでもいいよ。

おちる無色が消す、透明。
あたたかい。36度。


暖色の想いは
寒色を溶かすのでしょうね。



自由詩 コンノヤロー。の透明人間 Copyright 水戸 うしん 2017-12-12 16:51:44
notebook Home 戻る