無味乾燥の風
吉岡ペペロ

泣きたいくらい疲れている

目を真っ赤にして踏んばっている

生きていることがぶれそうになる

無味乾燥の風がふいている


ひとは超能力者じゃないから

ぼくのまもってやりたい気持ち

多分まったく伝わっていない


泣きたいくらい疲れている

目を真っ赤にして踏んばっている

生きていることがぶれそうになる

無味乾燥の風がふいている








自由詩 無味乾燥の風 Copyright 吉岡ペペロ 2017-11-07 00:26:10
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