心の炎は
電光石火

目に見えないできごと
ずっと心のなかで燃え続けている炎が
目に見えない事象を照らしだす

人はずっと神々しく輝いていて
まざまざと見せつけるように
その才能を映しだしている

気持ちが少し壊れて
震えているその先に
すさまじいエネルギーが眠っていて
気づいているのに
応えられない自分が座っている

もう一度
その想いを集めてみても
心の状態はあまりよくならない

わかっているのだ
立ち向かう勇気と
逃げ出したい気持ちと
たくさんの人の笑顔が浮かんで
まだまだ戦える自分がきっといて

心が弾けて
まだ座っている
終わったわけじゃない
少しだけ顔を上げてみる
小さな光はまだそこにある
心の炎はまだ消えてはいない






自由詩 心の炎は Copyright 電光石火 2017-10-27 11:52:49
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