たいがー あんど どらごん
秋葉竹

別にその
好き なんてあの 言われてない
夕べ 流星 いっしょにみたよね

好きは好き
素直な気付きを知られちゃ毀れる
トライアングル 「いい人みたいね」

カチューシャが
可愛いねって言えずに泣いた
アイツへの想い ほとんどバレバレ

好きなこと
隠していること なじらせて
それを孤独の後始末という

見上げると
天使の羽根が白くって
地表に降り来る軽やかな骨

大空を
飛んだ戸惑うペンギンに
問おう その血が すべてを知るかと

透き通り
凄すぎた笑み 隠し込み
地上に堕ちた 吸血姫 きみ?

蛇とする?
この冷たさを伝えたら
触れるの嫌だね ひとりでいろ ぼく

きみとぼく
みんなゆりとか言っちゃってるけど
ふたりでアイツが 好きひきげきてき

アイツさえ
いなけりゃよく似た女友達
でもここまでは似てはなかった?

ゴメンねって
謝られても困るから
そんじゃあふたりは欠点言い合う?

笑ってさ
涙 無視して 誓ったね
欠点無視するりゅうこになろうって


自由詩 たいがー あんど どらごん Copyright 秋葉竹 2017-08-26 22:06:08
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