―「今日はきっとすばらしい事がある」そんな予感を抱かせる夏の朝
　　　　　　　ふと得たインスピレーションに古き祀誦が蘇る


ああ
しんごおせえ
なあ　ら、なあ　ら

おお
しんごおせえ
なあ　ら、なあ　らぁ・・・。

のでぃだあらめ、でぃ　た
いんし　けでぃぶる

生まれかわる　と
ふるい殻をぬぎ捨てると　いう
そのひと
そのひとの
ひに向かい　匂やかに　かぜにむかい　あれば
きよめの水のようなもの
なにもの
かにより　おくらる
夏
なつの　ひのさ　かりに

おお
しんごおせえ
ごおせえ　なあ　ら
樹々よ　うたえ
さんごおせえ
ごおせえ　ら　なお　る
山峡なせる　山と　鳴りあえ

しんごおせえ
わ　おヴなう
いま　うまれ
ごおせえ
きよらなる　きよらなる　きよらなる
おお　きよらなる
なおらヴ　ら　なひらふ！
ヴぃたりぃ　いヴぉ　どぅらなっだ！

〈ダー、ダー、ダ！　〉

　ダリ、
　ダリ、
　ばり、
　ダリ、

のっだりど

　ダリ、
　ダリ、
　ばり、
　ダリ、

かの　おおいなる　樹木　の　ふもとまで

しんごおせえ
しんごおせえ
さんごおせえ

大なる惑星の造気よ
褶曲せよ　伸歪せよ　重層し増積し　ついに膨大なる熱量を発せよ

　ざり
　だり
　だり

ああ
しんごおせえ
おおぬ　しんごおせえ
のでぃだあらめ、でぃ　た
いんし　けでぃぶる

どぉり
のぢぇぶりえ　どお　でぃ　らくらまさあ？

「いっしぇ！　」

ゆこう！　みえるなら
いま　
みえるから！

　ダリ
　ダリ
　ざり
　ダリ

のっだりど

　ダリ
　ダリ
　ダリ
　ダリ！

ゆこう　なつのあのひともとまで
ゆけ　あのなつのひもとまで

　ダリ！
　ダリ！
　ダリ！
　ダリ！

祝福せよ　ひとよいのちうまれかわる

しんごおせえ
しんごおせえ
しんごおせえ
しんごおせえ

ひに向かい　匂やかなる　

しんごおせえ
しんごおせえ
しんごおせえ
しんごおせえ

こうべかぜにあげ
ゆけ

ばりのでぃだあらめしんごおせえ！