さよならタンポポ
不思議な色の妖精

全部が一瞬で消え去った
人魚の泡のように
残ったのはかなしみだけ

存在そのものが支えだった
誰に泣き声を聞いてもらえばいいのか分からない

パッと離れた気持ちは綿毛のようで
もう元には戻ってこない


自由詩 さよならタンポポ Copyright 不思議な色の妖精 2017-07-27 20:14:39
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