そして悪魔が嗤う
星丘涙

高速でかけめぐる

春夏秋冬

お茶の間に座り

夜から朝へ

東へ西へ

電脳空間に暮らしてる

花はセラミック

空はセルロイドカバー

飛び散って欲望

強欲に貪って

さ迷って

海から空に旅立って

混乱と酩酊の果てに

飛んで 飛んで

回って 回る

ゆりかごから墓場に

黄泉から地獄に

そして

悪魔が嗤う


自由詩 そして悪魔が嗤う Copyright 星丘涙 2017-06-14 21:48:19
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