End of holiday
番田 

誰もいなかった休日
陽の光さえ浴びることはなかった 私は
部屋にいた それは なぜだろう
たっぷりとある 時間だけが流れていた


外に干しておいたタオルは乾くこともなく
パセリに芽を出されることもなく
私はパスタを昼に作ってみた
友人にその画像をメールした


ゴミ捨て場に捨ててあった ノートパソコンは
一万円ほどの価値で 売るのかどうかは
わからないが 使うあてもない 私は
私がそんなものを持っていたところでと思う 


誰かに来週は会えるだろうか
だけど わからない それぞれの道を
歩いている 誰もが
それは自然なことだった



自由詩 End of holiday Copyright 番田  2017-06-04 23:28:14
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