条件がある
花形新次
自称詩人が存在する限り
俺の存在理由もある
ということは
自称詩人が絶滅すれば
俺は消えてなくなるべきものだ
しかし、残念ながらそれは有り得ない
何故なら
自称詩人は自分を自称詩人と認識した瞬間
自称詩人でなくなるが
自分を自称詩人と認識出来る人間は
初めから
自称詩人ではないからだ
しかも
俺が「こいつらは自称詩人ではないな」
と納得しないといけないのだから
可能性はほぼ0なのだ
ただし、自称詩人がみんな剛力似で
やらせてくれるという条件なら
考える余地はある
おい!今そこで
意外とハードル低いな
と呟いたおまえ!
剛力に謝れ!
手をついて謝れ!