横須賀エリー
花形新次

横須賀中央駅の陸橋で
休日街をぶらつく米兵に声を掛け
ホテルガデスでお仕事に励む
エリーさんは
自他共に認める
自称詩人歴42年の超ベテラン自称詩人

エリーさんは
歯のない口で
ブロウジョブする光景と
そのときの心情を
自称詩でこう詠う

妙に白いフニャチンコ
スパイス臭い黒チンコ
喉の奥に当たって
えずきたくなるけど
がまん、がまんね
あたいの人生は
カウパーを唾液と一緒に
垂れ流すだけじゃない
お金をいっぱい貯めて
凄い兵器を買い集めて
お父ちゃんの敵
白いフニャチンコや
臭い黒チンコに
大きな風穴を空けてやるのが夢
そのときまで
黙って大人しく
咥え続けてやるつもり
だってあたいは横須賀エリー

横須賀エリーさんは今年で76歳になる



自由詩 横須賀エリー Copyright 花形新次 2017-03-26 00:01:02
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