二月二十六日
青色銀河団

魂のいくどもかよふ天空はみずの音さへ彼方にひびゐて


坂道に桃の花咲く 初恋の悲しき予感はじめて抱く日に


美しき名前のごときやさしさでちひさき庭にも雪は降りけり


海岸の硝子粒など集めきて 透かすひかりは初戀に似て



短歌 二月二十六日 Copyright 青色銀河団 2017-02-26 18:57:08
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