それからそれから
ぱぴ子

君によじ登る時
記号化された明日を忘れたい

君をばら撒く時
密室でひんやりと眠ります

君を取り出す時
時計は5時を指して

君を揃える時
柔らかくなった土をひたすら掘る

君を嗜む時
動物園への行き方を思い出して

君にマーキングする時
40分立ち読み


あとは何を見ようか

集中力など原動力にはならない


自由詩 それからそれから Copyright ぱぴ子 2005-03-07 01:11:09
notebook Home 戻る