ふしだらな
坂本瞳子

なめし革一枚に隔てられた人肌の感触

この一文に高揚する心
困惑し
驚愕し
恐れ慄き
それでいながら
触れてみたくなる
欲望を
衝動にかられないよう
自制を試み


それでも椅子に跨る


自由詩 ふしだらな Copyright 坂本瞳子 2017-01-28 08:19:22
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