自然体
星丘涙

故郷の山々は悠然とそびえ立っていた
故郷の海は満々と黒潮をたたえていた

島民は皆その恩恵に与り
営み暮らしていた

大自然に
感謝し 怖れ 癒されていた

人も本当の実力者は
いつも自然体で
肩の力が抜けていて
決して身構えることがない

あの故郷の山のように 海のように
悠然としている

私も いつも自然体でいられるだろうか

あの山のように
あの海のように
人々に力と
癒しを与え得る人に
なれるだろうか


自由詩 自然体 Copyright 星丘涙 2017-01-09 12:18:21
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