聖地に捧げた詩
竜野欠伸

別に気取らずにいた
伝説のジョーカーですら
選挙戦で破られたばかりです
もはやキングの手札も
全てプレジデントになっているでしょう
なにせ米国は
むかし英国にいた
キングから独立した
大統領制の国なのですから
おそらくトランプの手札には
軍隊やらの司令官が描かれた
エースの手札ぐらいあるでしょう
でもおそらく選挙戦の後では
トランプのカードが
すでに米国式に
印刷され直されています

オバマ大統領は
広島に訪れていました
原子爆弾投下の爆心地に
祈りを捧げていました
その日溜まりは
もはや真夏にしかないのです

遠い国どうしなのに
日米同盟がどうしてあるのでしょうか
それはワシントンDCと東京の時差が
半日程だからという理由もあるでしょう
それは偶然ではなくて
米国の首都がある場所にとって
丸い地球の裏側にあるはずの
日本の首都が東京だからです
米国に光があれば日本には闇があるのです
ワシントンDCに夜空があるとしたら
東京にはきっと青空があるのですから
この場合では北朝鮮が
核配備をしようとする
危ない国だから同盟も必要と云う
理由だけでもないでしょう
きっと地球の裏側にある国のことですら
お互い想っていたいのです
もちろんそれは
日本だけの都合ではないのです

米国の都合では
トランプ次期大統領は
日米同盟で駐留する米軍に
駐留費の支払いを
さらに求めたいと云います
軍事ビジネスを目指しながら
さらに米国は
軍拡を進めようとしていることも
やはり真実でもあるでしょう

それが本当だとしたら
日本は駐留費を用心棒代として
果たしてさらに支払うことが必要でしょうか
日本の答えとしては
さらなる支払いなど
要らないと考えるのです
日本には今もなお原爆投下の爆心地があって
平和の祈りを捧げる聖地があります
長崎や広島では
大量殺戮兵器の投下によって
苦しんだ民草の
悲しい墓場があります

米国には用心棒代を請求される前に
日本が慰霊費代を要求するのが
世界の平和につながるという理由です
そして宗教団体には税金をかけた方が
世界の平和のためにもなるのです
きっと宗教白書は日本の切り札になるでしょう
大量殺戮兵器の使用は
それだけ地球市民にとって
永遠の戦争犯罪でもありうるのです
過去の闇からは
未来の光が
生まれることを祈ります


自由詩 聖地に捧げた詩 Copyright 竜野欠伸 2016-11-27 15:02:58
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