untitled(white)
由比良 倖

シルエットが浮かぶので、太陽を白に調整、出来ない、これは朝方、夕方なの?…デッキ
チェアは日本語であることを検証するために、英語を勉強しました22歳の昨日、だから
何? イームズさんはアメリカ人ではありませんでしたか、電
                           気
始業のベルが研究を再開しろと、なので私はガラス管の中、肺をすごく吹きかけたんです、
そしたら船が、定期船だというではありませんか、定
                       型
                      詩
を書かなくていいのですか? そうここは、私はディ
                     ス
                     プレイを見てはいない架空の存在ですから、
そうですね、ただ繋がっているんです空間の間隙みたいなものですからたくさん光らなけ
ればならないような気がします、そういうことで植物はと
                         て
                         も白く直角に生
                               え
                               揃っています。
空の高さは私の身長の二倍くらいですから涙を流すとわたくし地上は抱えきれません、

空→光←海→黒
↓ ↓ ↑ ↓
白←私→宙→死
↓ ↓ ↓ ↓
地→君→生→世界 → → →
       ↓   ↑
       ↓ → →私
       ↓

細胞が値上がりしているので私は産むのを控えなければならなく、


でないならばカッターナイフで非生物を刻みつけ続けなければならなく、
そこにはヴィジョンだけが浮かび上がります、
  にやついてはいるのですが
 生きてはいない何者かが生物の
代替品となって、空を泳ぎ回ります、
そのような日々を待ち焦がれていた、細胞の中の破綻者は、
われ
すべからく
すべからくと言いながら次々と
扉      を開けて、
       CELL PHONE
      ケイタイ電話を
リサイクル・ボックスに、放り込みに、記憶
                  memory
の中の公園へ、走り込んでいくのは、新しい時代
の子供たち? そ
       れ
       とも宇宙の始
            ま
            りと共に仕掛けられた、            何個目かの
            時
            限
            爆弾        ?                い
                                       く
デ                     そこには             つ
ッキチェア       が 置かれていて  白い 光が照らされていて、こ   め
                                   こ   の
                                   は   宇
                                       宙
                                       ?




自由詩 untitled(white) Copyright 由比良 倖 2016-11-26 21:07:09
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