塑像(八)
信天翁

ことしも 

庭の柿の葉が

一枚 一枚と散ってゆき

やがて 冬の裸木になるだろう

まるで 俺の老体のように

でも やがて 春には

芽を吹き 葉をつけるだろう

おいらもゆめを抱いてゆきたい





自由詩 塑像(八) Copyright 信天翁 2016-11-18 15:36:36
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