わたしなりの小舟にのって
水菜

*あなたの都合にわたしを合わせられますように*




(わたしの視座は、あなたのお言葉で大きく広がる 羽を付ける だから)
だから、わたしは、すれ違う方々全ての、あなた目線でその都度、世界を見直そうと
努めます
世界がその都度、向き合っているあなた色に染まる
その不思議にわたしは、その都度、泪を流したり、心を揺らされたり、胸を打たれたりする奇跡に直面する

(虹色に染まるわたしの視座にあなたの眼差しが関わっているから)
わたしは、あなたの存在がとても大きなものに感じる

(空に向かって腕を広げ、わたしを大きく広げたい)
あなたの言葉でわたしの心にまた少しずつ羽が生まれては
その度にわたしは、心を見直す

(その奇跡にわたしは、少ない言葉でしか返すことが出来ないけれども)
それは、あなた目線の世界をわたしのちいさな心で精一杯想像したわたしの答えだから
あなたにきっと届きますとわたしは信じています

世界共通の言語は、きっと、視座をあなたに置くというその一点のみで
言葉を超えたフィーリングをわたしの目に見せようとするから

伝えようと努めながら、あなたの目線の想像の世界から、わたしがあなたに対して言葉を
生み出して、あなたがそれをフィーリングで受け取って下さることを
わたしは、その都度、努めながら
(わたしは、あなた色の世界をたびたび泳ぎます)

思考の渦に染まったわたし
(わたしの心は、満たされた幸福に染まり)

(あなた色の世界は、わたしに不思議を見せ続けるから)
わたしは、あなた色の海を、わたしなりの小舟に乗って
大海原の旅に出ようとするのです

指標はあなたで、そして、わたしの心です
(世界は、きっと本当は、それだけで埋まっているから)
わたしは、あなたをそこから探して一緒に視座を見つけて、ときたま あなたの為に
笑ったり、泣いたり、感情を共有したい

(世界は、きっとそれだけで出来ているから)
わたしたちは、常に世界に向けての目を固定しがちになるけれども
いつもいつも、言葉の前にあなたが居ること、わたしは、知らなければならない

(あなたを尊敬し、言葉を共有し、共通の心に泪したいと考えるのなら)
わたしは、いくらでもあなたの色の海にわたしの心の小舟を出して未知の世界へ旅たとうとするのです

(世界はきっと、そうしてしか出来ていないから)
そして、それがきっと、幸福の近道になるとわたしは、みたされた思いで見つめるから

(あなたと出会えた幸福にわたしは、心を度々揺らして)
わたしは、あなたという存在に感謝するのです

もし、あなたの世界を終えようと、あなたが、この世界の可愛い大地からさよならしようとあなたが考えるのなら

わたしは、あなたの心になって、あなたの震える世界を目にするたったひとりの目にできる人になって

(あなた一人の世界の海から、わたしも見ていますとあなたに伝えたい)
わたしは、あなたを物にすることは出来ないから

あなた色の世界であなたの海を小舟で旅することをあなたに移動するそれを
あなたに求めたいとそうまなざしを同じにしようと努めながら

あなたの心に泪するのです
あなたの苦しさを
あなたのかなしさを
あなたの怒りを

わたしに、あなたの心の海を旅立とうとするあなたの切符を
わたしは、渡してもらいたいから

(世界は、きっとそれだけで出来ているから)
あなたとわたしの心の海は

ねぇ、手を取り合いましょう
ねぇ、一緒に笑い合いましょう
ねぇ、一緒に喜びましょう
ねぇ、一緒にあなたと泪したいのです

(あなたの海は、わたしの心の視座を広げる指標となるから)
わたしは、あなたを尊敬し、慈しみ、愛しいと思います

(世界はきっとそれだけで出来ているから)
わたしは、その都度、あなたにフィーリングで心が通じることを
きっと疑えない

あなたの海を通じるまでわたしの精一杯の小舟で旅したいと願うでしょう
それが、あなた色の世界をわたしが目にする唯一の方法だから

(わたしを広げて
あなたを理解したい)
わたしの世界をその都度あなた色に染めて
またわたしからあなたへそのお礼として
あなたに少ない言葉を贈らせてください

世界は、きっと、それだけで出来ているから
世界は、きっと、それだけで出来ているから



自由詩 わたしなりの小舟にのって Copyright 水菜 2016-11-18 05:14:35
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