宿らんVISION
黙考する『叫』



余計なものなんていらない


これ以上、荷物を重くしたくないから


必要なことしか考えない


興味ないことで頭を重くしたくないから



ピカピカな地球儀、眺めては


目が覚めたまま夢を見ていた



それでも未来が見えないのは何でかな


明るい未来が幻にしか見えなくてさ


俺の目にはいまだに宿らないヴィジョン


展望なんてないし理想的な像はとっくに崩れていた



開粒 夢から覚めちまったのさ


御託ばかり並べちゃいけないよな



いまだに未来が見えないのはハンデだな


でも未来なんて幻に過ぎなくてさ


俺の目にはもう宿らんヴィジョン


見通しなんてものは自分の手で切り開いてやるよ



自由詩 宿らんVISION Copyright 黙考する『叫』 2016-10-20 00:14:24
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黙考する『詩』 Part.2